凡人のすゝめ

どうも、僕です。
恥ずかしながら、入社した会社がいわゆるブラック企業の条件をかなり満たしているが、お陰で転職だったり、やりたい事だったりと意識他界系の思考を手に入れることができた。
ウジウジ後悔するのが僕のお家芸でもあるのだが、今回ばかりは切り替えが早かった。
理由は分からない。
ウジウジしている時間が一番無駄だと、驕り、腐りきった大学生活で体が覚えたのだろうか。まさかね。
しかし、いくら考えても、自分の好きな事、得意な事は何で、こういう生き方がしたくて、だから人生の目標はこうで、そのためにこんな仕事をしたいなんて事は思いつかない。
のらりくらりとその場しのぎで生きてきた僕に、そんな崇高なビジョンなど見えようはずがない。
休日だって、何かしたいという気持ちはあるが、何をしようか思いつかずダラダラ過ごすことが大半だ。
どこまでも受け身で、与えられたことをこなすだけのロボット人間だったと思い知らされる。
いや、それを分かっていたから僕の足はイオンモールへと向かい、何も考えずTOEIC〇〇単語集みたいな物を買った。
DMM英会話なる物も始めた。
何故今更英語なのかは自分でも分からない。
とにかく現状を変えたいという思いが、僕をイオンモールの小洒落たTSUTAYAにパジャマのまま向かわせたのかもしれない。

こんな恥ずかしいことをブログに書こうと思ったのは、自分が「自分の努力を実況中継していなと踏ん張れない人間」であることを認めたからだ。
つまり僕は弱くて甘い人間である。
他人の目がないと自分に鞭打つことが出来ない。
イチロー本田圭佑みたいに、努力を努力と思わないような人間にはまだなれない。
今なら、受験や就活といった人生のイベントで、サムイ精神論を唱えていた者や他人に努力を見せびらかしていた者の気持ちが何となく分かる。
そうやって自分を戒めていたんだね、そして自分以外の誰かに肯定されたかったんだよな、自分の行動を。
馬鹿にして、否定して、足を引っ張ってごめん、僕もそっち側の人間でした。認めたくなかったけど。



これを読んだ誰かが、僕のことを馬鹿にしたり、激励したりしてくれることを少しだけ期待して書きました。
これを誰かに見せることで、僕が自分への甘さをいくらか無くすと期待して書きました。
前述の通り、そうでないと僕は頑張れないので。
現にもう英語飽きてきてるし。

それでは、おやすみなさい。

みんなちがって、みんないい。

みんなちがって、みんないい。